幼くして母を失い、父と二人で暮している少年、カペタこと平 勝平太。仕事に明け暮れる父・茂雄を気遣い、幼くして自身の本心を押さえ込んでいたカペタは、何をやっても本気になれず退屈な日々を過ごしていた。しかし、茂雄がそんなカペタを喜ばそうと、仕事先で見つけた廃品同然のカートを修理し与えたことで、カペタの運命が大きく変わる。 茂雄のお手製カートを走らせるためにカート場へ来たものの、ずぶの素人である茂雄が作ったカートは、とてもまともに走れる代物ではなかった。しかしカペタは、そんなカートを運転しながら、どうやればまともに走らせられるかを考え、高度な運転技術を体得していく。そしてどうしても抜けない一台のカートを目標に定め、ようやく抜けると確信した瞬間、慣らし運転中だったそのカートに引き離され、愕然とする。 カペタを引き離したカートのドライバーは、源 奈臣。カート界のトップ・ドライバーで、母・奈々子が率いるチーム・オートハウスレーシングのエースだった。カペタは、初めて本気で勝てなかった奈臣に、いつか雪辱を果たすことを心に決める。 一方の奈臣も、カペタにはクールに接したものの、その本心はカペタの走りに触発されていた。 奈々子はカペタの天性の才を見抜き、また奈臣が一瞬見せた本気を敏感に察知し、息子の向上心を煽るライバルとしてカペタに注目し始める。 (Wikipediaより引用) |